女性特有の病気として、乳がんや子宮がん、子宮筋腫、卵巣がんなどがあります。30代から40代にかけて、これらの病気にかかる危険性は高まっていると言えます。これらの病気の特徴としては初期の段階では、自覚症状が得られないという点を挙げることができます。仮に症状が出ている場合であっても生理やホルモンの影響、ストレスが多いせいだと思ってしまって、検査を受けることなく放置してしまうことが多いものと言えます。
様子を見ている間に症状がひどくなって、病院を受診したときには病気がかなりの段階に進行していることも少なくありません。病気が進行してしまうことによって、治癒が難しくなりますので、その分だけ身体における負担や経済的な負担が増大することになります。病気が完治した場合であっても治療によって負担がかかってしまったり、後遺症が残ることも考えられます。治療のために長い期間を必要とすることや、後遺症が残ることを避けるためには病気の早期発見が大切となり、そのために有効な方法として人間ドックを受診することがあります。
人間ドックを受診することで病気の早期発見につなげることができれば、仮に病気が発見された場合であっても負担の少ない治療で元の生活に復帰できる可能性が高まります。様々な病気の種類の中で、特にがんに関しては放置することが命にかかわるものとなります。中年以降の年齢になったときには、1年か2年に1度のペースで定期的に検診や人間ドックのレディースドックの受診を受けることによって、異常がないことを確認しておくことが大切です。