人間ドックで行われている検査は精度が飛躍的に高くなっていますので、若い世代においても受診が推奨されています。特に一般的な疾患と比較して若い世代に増えている病気には、女性特有のものが増加している傾向があります。乳がんと子宮がんの検診を同時に行う内容のものを、婦人科検診と言います。人間ドックのオプションコースとしてレディースドックと呼ばれる内容のものがあって、一般的な婦人科検診に基本的な健康診断の内容を組み合わせたものとなります。
乳がんは女性の中でがんの発症率が最も高いがんと言うことができるもので、定期的に検診を受診することによって発見が早くなりますので、治療することで治癒が見込めるがんの種類となります。子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんの2種類があって、いずれのがんの場合であっても早期に治療を開始することによって完治できる可能性を高めることができます。人間ドックのレディースドックでは、乳房触診やマンモグラフィー検査、乳腺エコー検査、経膣超音波検査や子宮頸部細胞診などの検査を受診することが可能になりますので、女性特有のがんを未然に発見して予防につなげることができます。人間ドックのオプションの種類には、骨密度検査もあります。
骨密度検査とは、骨の密度を調べる検査で密度が低すぎる場合には、将来的に骨粗しょう症の危険性が高くなります。骨密度の測定に関しては、X線検査や超音波検査によって行われて、どちらの検査方法の場合でも検査に必要になる時間は10分ほどですので、痛みを感じることがなく負担の少ない検査となります。みなとみらいの内科のことならこちら